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Q1 羽毛ふとんは干さなくても良いのでしょうか? (A) いいえそんなことはありません。他のふとんと同じように充分日光に当ててください。日光消毒と乾燥ができ、ふくらみを回復します。ただ生地の染めによっては変色や褪色することがありますので、カバーを掛けたまま1時間から2時間位直射日光に当てれば良いでしょう。ふとん乾燥機を使っても乾燥できますが、その時は部屋の換気をしてください。 Q2 汚れてしまった羽毛ふとんはどうすれば良いのでしょうか。 (A) 一般的にはドライクリーニングに出します。しかし度重なるドライクリーニングは中の羽毛を傷めたり、生地のダウンプルーフ加工(ダウンの飛び出しを防ぐ加工)に影響しますので2回位を限度と考えてください。従ってふとんを汚さないことが大切です。羽毛ふとんは必ずカバーを掛けて使ってください。 Q3 羽毛ふとんに飲み物をこぼしてしまったが、どうすれば良いのでしょうか? (A) すぐに水で部分洗いをしてください。洗剤が必要ならヘアーシャンプーを使います。石鹸は避けてください。充分にすすぎ洗いしたらタオルなどで水を取り、ヘアードライヤーか天日干しします。そのとき、かるくたたいて羽毛をほぐすようにすると良いでしょう。 Q4 羽毛ふとんはどのようにして仕舞っておけば良いでしょうか? (A) 日に干して充分に乾燥してから、通気性のあるケースに入れるか、布で包んで湿気の無い所に保管してください。特に長期間使わないときは、時々出して天日干ししてください。 Q5 仕舞っておいた羽毛ふとんを出したらひどく臭いました。 (A) 羽毛は羊毛と同じ動物性タンパク質ですので、新品のときから多少の臭いはあります。使っているときはあまり気になりませんが、湿った状態で保管され、羽毛が蒸れると臭いは強くなります。風通しの良いところで充分に乾燥すれば臭いは消えます。 Q6 綿ふとんの打ち直しは何回くらいできますか? (A) 打ち直しは固くなった綿をときほぐすものですが、そのとき綿の繊維が切れたりしてダメージも受けます。通常の打ち直しだと2回くらいが限度でしょう。打ち直し間隔は掛布団で5年、敷布団で3年を目安にしてください。 Q7 ふとん圧縮袋について教えてください。 (A) 狭いスペースに多くのふとんを収納できて便利ですよね。しかし長期間圧縮しますと袋から出した時に以前のかさ高にならない場合が多く見られます。ふとん自体に良いことはありませんので、あまり勧めませんが、収納スペースが不足の場合は使用もやむなしでしょう。 Q8 敷布団にカビが生えたのですが、捨てるしかないのでしょうか。 (A) ふとん丸洗いに出せば、カビの臭いはとれますが黒ずんだ色は残ります。費用はシングル3,500円程度かかるでしょう。綿の敷布団なら側生地をはがし、カビの部分を大きく取り除いて足し綿して打ち直し、新しい側生地で仕立て直すこともできます。費用は7,000円〜10,000円程度でしょう。広範囲にカビがある場合は捨てる事になりますね。 |